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| edgestreamviewer [2022/11/04 01:54] – [RTPを設定する] satoshi | edgestreamviewer [2022/11/04 18:55] (現在) – satoshi | ||
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| 画像取得とスナップショット取得は配信映像から画像を切り出す形で解像度はHD画質(1280x720px)。\\ | 画像取得とスナップショット取得は配信映像から画像を切り出す形で解像度はHD画質(1280x720px)。\\ | ||
| スナップショット取得はカメラ内部で生成した画像を取得でき、フルHD画像(1920x1080px)を取得できる機種もあります。\\ | スナップショット取得はカメラ内部で生成した画像を取得でき、フルHD画像(1920x1080px)を取得できる機種もあります。\\ | ||
| + | 取得枚数上限と最短取得間隔の制約がそれぞれにあり、画像取得は1枚/ | ||
| Still captureではなくLive Streamを選択した場合は、ハードウェアエンコーダー利用の有無のみが選択可能です。\\ | Still captureではなくLive Streamを選択した場合は、ハードウェアエンコーダー利用の有無のみが選択可能です。\\ | ||
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| ===== 共通機能について ===== | ===== 共通機能について ===== | ||
| + | Stream Viewerにおいて、どのタイプの映像受信においても共通で設定可能な項目をここで解説します。 | ||
| ==== 定期スナップショット表示 ==== | ==== 定期スナップショット表示 ==== | ||
| + | Camera ViewエリアでStill ImageをONにすると左側で一定間隔ごとに静止画が表示されます。\\ | ||
| + | デフォルトでは3秒ごとになっていますが、3/ | ||
| + | FTP入力以外ではストリーム映像から内臓デコーダー(ハードウェアチップもしくはCPUなど)で取得された静止画が表示されます。\\ | ||
| + | まれに一部のハードウェアチップのデコードとの相性が悪かった時などは映像は取得できても静止画が生成できないという現象があり得ます。\\ | ||
| + | その際はUSBカメラであればVideo Source Typeの変更やHardware AccelerationのONOFFを切り替えるなどすると静止画生成ができるようになることがあります。\\ | ||
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| + | なお、画像をクリックすることで拡大画像を見ることができます。\\ | ||
| ==== リアルタイム映像表示 ==== | ==== リアルタイム映像表示 ==== | ||
| + | StreamViewerでのリアルタイム表示はWebRTC技術を用いたものとなっています。\\ | ||
| + | Movie(WebRTC)トグルをONにすると、内臓のWebRTCサーバーに接続確立をして配信が始まります。StutusがConeectedになっていると正常に映っていることになります。\\ | ||
| + | また、WebRTC上で画質が落ちて見える・乱れることがありますが、解析時に利用する映像フレームと全く同じとは限らない点注意が必要です(解析は正常でクリアなフレームで処理されていることが多い)。\\ | ||
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| + | また各カメラ登録設定画面の上部右にRTSP DisabledとWebRTC EnabledのONOFFが設定できます。整合性の問題から片方しか使えない状態となっています。\\ | ||
| + | WebRTCをOFFにすればこのカメラストリームをあたかも別のカメラとして映像をRTSPで再配信することも可能です。このストリームでのリアルタイムビューはできなくなりますが、例えばSafieカメラなどAPIの制約上1ストリームしか映像を受信できない場合などで同じ映像から別の解析やアプリケーションで利用したいなどのニーズがあった時は転送する形でRTSP配信を行うことが有用なケースもあります。\\ | ||
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| ==== 録画・定期スナップショット保存設定 ==== | ==== 録画・定期スナップショット保存設定 ==== | ||
| + | SCORER Edgeでは単体で映像を監視カメラレコーダーのように記録したり、定期的なスナップショットを保存しておくことが可能です。\\ | ||
| + | 映像は一定の閾値でファイルを分割して保存されるため、カメラ設定のRecordingタブの右側で保存時間もしくは保存容量ごとに1動画ファイルとするかの設定やエンコーディングして動画化する際の保存クオリティや設定(H264 Profile)を設定します\\ | ||
| + | SaveボタンがOFFの状態では録画はなされずもしSCORER CloudへのアップロードをONにしていた場合でも動画ファイルが生成されないため、プライバシー的に安全な状態となります。\\ | ||
| + | 定期スナップショットも何秒ごとに画像を生成するか、画像に時刻のオーバーレイ書き込みを行うか、解像度はどのぐらにするかなどが設定可能です。\\ | ||
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| ==== 映像解析用フレーム配信設定 ==== | ==== 映像解析用フレーム配信設定 ==== | ||
| + | Broadcastingタブは受信したストリームを再配信する高度な仕組みとなります。\\ | ||
| + | こちらの内容についてはフューチャースタンダード社で有償サポート対象になります。\\ | ||
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| + | Add Broadcasterすと設定が開始されます。\\ | ||
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| + | Broadcasterには4つのタイプがあり、\\ | ||
| + | * RTMP Broadcaster | ||
| + | * RTP Broadcaster | ||
| + | * Kinesis Broadcaster | ||
| + | * Fog Broadcaster | ||
| + | があります。\\ | ||
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| + | RTMP Broadcasterは受信した映像をYoutubeなどに配信したり、SCORER Cloudや別のSCORER Edge端末に配信することができます。配信したいRTMPサーバーから払い出されたStreamURLとStreamKeyを入力することで利用が可能です。\\ | ||
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| + | RTP BroadcasterはRTP配信サーバーとしてServerIDや映像・音声ポートの設定を行えます。 | ||
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| + | Kinesis BroadcasterはAmazon Kinesis向けの配信設定です。 | ||
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| + | Fog Broadcasterはフューチャースタンダード社独自のプロトコルとなり、SDK内での受信ストリームの映像解析などで設定が必要なことがあります。設定内容についてはフューチャースタンダード社にお問い合わせください。\\ | ||
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| + | 大まかな仕組みとしてはメッセージングキューとしてBindConnectや利用する内部ネットワークの選択、利用ポート、画像の送信形式などが設定可能です。\\ | ||
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| ==== 映像転送用フレーム配信設定 ==== | ==== 映像転送用フレーム配信設定 ==== | ||
| + | StreamForwardingもFog Broadcasterができる前のフューチャースタンダード社のレガシーな独自プロトコルとなります。 | ||
| + | 利用開始はAdd Stream Forwardingを押すことで行えます。 | ||
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| + | 設定内容についてはフューチャースタンダード社にお問い合わせください。\\ | ||
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| ==== 時間帯設定 ==== | ==== 時間帯設定 ==== | ||
| - | ==== デバイス位置設定 | + | カメラから映像を受信する時間帯を詳細に設定することができます。受信時間外の場合はカメラからの映像取得そのものが止まるため、録画だけでなく、解析も止まることになります。\\ |
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| + | ==== デバイス位置設定 ==== | ||
| + | カメラごとに緯度経度を登録することが可能です。Editボタンを押したのち、カメラアイコンをドラッグすれば設定が可能です。\\ | ||
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