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tutorial_1 [2022/01/02 01:21] satoshitutorial_1 [2022/01/05 10:29] (現在) satoshi
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 ====== 第1章 SCORER Edge SDKを始める前に ====== ====== 第1章 SCORER Edge SDKを始める前に ======
 このSCORER Edge SDKチュートリアルはPythonなどで簡単なプログラミングをしたことがある人が、例えばカメラの前を何人通過したかや、あるエリアに10秒以上滞在した人が何人いたかなどの分析が思い通りにできるようになるためのものです。\\ このSCORER Edge SDKチュートリアルはPythonなどで簡単なプログラミングをしたことがある人が、例えばカメラの前を何人通過したかや、あるエリアに10秒以上滞在した人が何人いたかなどの分析が思い通りにできるようになるためのものです。\\
-最初は人の位置が見取り図上でわかるSCORER People Counterの出力結果を元に、横断歩道前など一時停止エリアを通過した人で、ちゃんと3秒以上止まっていた人とそうでない人がそれぞれ何人いるかを判定して、ログで出力するスタータープログラムを1からくみ上げられるようにします。次の3章ではエリアではなく、検知線を使って通路からはみ出した人が何人中何人いたかの判定をします。また、WEB上でカメラの画面上に線を引いて簡単に検知線を設定できるようにします。\\+最初は人の位置が見取り図上でわかるSCORER People Trackerの出力結果を元に、横断歩道前など一時停止エリアを通過した人で、ちゃんと3秒以上止まっていた人とそうでない人がそれぞれ何人いるかを判定して、ログで出力するスタータープログラムを1からくみ上げられるようにします。次の3章ではエリアではなく、検知線を使って通路からはみ出した人が何人中何人いたかの判定をします。また、WEB上でカメラの画面上に線を引いて簡単に検知線を設定できるようにします。\\
 3章まで終えることで人の動線に関してはあなたが自らいろいろ調べることは素早くできるようになります。\\ 3章まで終えることで人の動線に関してはあなたが自らいろいろ調べることは素早くできるようになります。\\
 4章からは判定した結果を社内のほかの人に見せたり、AIを用いてより高度な判定を行なったりすることをレッスンし、実用的なアプリケーションも構築可能になるためのステップを踏んでいきます。\\ 4章からは判定した結果を社内のほかの人に見せたり、AIを用いてより高度な判定を行なったりすることをレッスンし、実用的なアプリケーションも構築可能になるためのステップを踏んでいきます。\\
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 ===== 第三項 SCORER Edge SDKの利用準備 ===== ===== 第三項 SCORER Edge SDKの利用準備 =====
 +SCORER People Trackerがインストールされた状態を想定しているため、カメラの設定などはすでに済んでいるものとします。\\
 +
 SCORER Edgeに接続した状態で[[http://解析端末のIP:20001/]]にアクセスし、メニューのSDK→projectを開く\\ SCORER Edgeに接続した状態で[[http://解析端末のIP:20001/]]にアクセスし、メニューのSDK→projectを開く\\
 新規でプロジェクトを作成し、 新規でプロジェクトを作成し、
-  * Instance ID:lesson+  * Instance ID:tutorial(任意)
   * Nickname:(空欄)   * Nickname:(空欄)
-  * Environment:Gstreamer+  * Environment:Web Server(node.js: v16.13.0, npm: 8.1.0)
   * Network Access: Allow all   * Network Access: Allow all
-とす。\\ +します。\\ 
-{{::sdk01.png|}}\\+ 
 +SDKインスタンスが立ち上がったら「Open Jupyter Lab」リンクをクリックして起動し、dev@scorerでログインしましょう。\\
  
 +Tutorialで利用するファイルはこちらになります:{{ ::tutorial.zip |Tutorial.zip}}(テスト用データ込 約60MB)
 +このzipファイルをホームディレクトリにDrag&Dropでアップロードします。\\
  
 +立ち上げ時はあまりコマンドが登録されておらず、また、OpenCVやMysqlを利用するため、初期セットアップとして下記のコマンドを実行してください(全行コピペして貼り付ければ順次実行になります。)\\
 +※コマンドを実行するにはLauncharタブのOthersのteminalを開いてください\\
 +{{::sdk02.png?400|}}\\
 +<code>
 +apt update
 +apt -y install zip
 +unzip tutorial.zip
 +pip install opencv-python
 +pip install mysql-connector-python
 +apt -y install libgl1-mesa-dev
 +cd ~/drawui
 +chmod 755 start.sh
 +npm install
 +</code>
 +これで必要なファイルが一式揃う形になります。\\
  
 +なお、zipファイルには\\
 +  * tutorialフォルダ(2-5章までのpythonプログラム)
 +  * drawuiフォルダ(3章で利用するWEBプログラム)
 +が入っています。
 +<code>
 +cd tutorial
 +</code>
 +
 +<code>
 +cd ~/drawui
 +</code>
 +などの基本的なフォルダ移動コマンドで適宜カレントフォルダを切り替えてください。\\
  
  
  • tutorial_1.1641054093.txt.gz
  • 最終更新: 2022/01/02 01:21
  • by satoshi