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| edgesdk [2022/11/04 20:33] – satoshi | edgesdk [2022/11/04 21:06] (現在) – satoshi | ||
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| ===== Project ===== | ===== Project ===== | ||
| インスタンスとして一つユーザーに専用のDockerを生成して、JupyterLabという開発環境とセットにしたものをProjectとして管理する機能です。 | インスタンスとして一つユーザーに専用のDockerを生成して、JupyterLabという開発環境とセットにしたものをProjectとして管理する機能です。 | ||
| - | プロジェクトは最大10個まで作ることが可能で、不要のプロジェクトは削除することもできますあ。 | + | プロジェクトは最大10個まで作ることが可能で、不要のプロジェクトは削除することもできます。 |
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| データ解析やNUC版でOpenVinoなどの解析ライブラリを利用したい場合はVideo Analysisを選択する形になるでしょう。\\ | データ解析やNUC版でOpenVinoなどの解析ライブラリを利用したい場合はVideo Analysisを選択する形になるでしょう。\\ | ||
| WebUIを作る場合は後者となります。\\ | WebUIを作る場合は後者となります。\\ | ||
| + | Descriptionはメモ欄となっています。\\ | ||
| + | Network AccessについてはDocker上のネットワーク構成となっており、Deny allは他のDockerやホストからのアクセスができず、スタンドアロンで稼働する状態です。ただしSDKの内部から外部へのアクセスはできます。\\ | ||
| + | Allow from this deviceはinstance名とポートを指定すると、同じ端末にあるほかのDockerなどから通信をすることが可能です。\\ | ||
| + | Allow Allはいわゆるホストモードに相当し、DockerでありながらホストのIPで外部からアクセスすることができます。\\ | ||
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| 行 33: | 行 37: | ||
| Relational DatabaseではMySQL(ラズパイではMySQLに互換性が高いMariaDB)を利用したインスタンスを管理することが可能です。 | Relational DatabaseではMySQL(ラズパイではMySQLに互換性が高いMariaDB)を利用したインスタンスを管理することが可能です。 | ||
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| + | インスタンスは最大10個まで作ることが可能で、不要のデータベースは削除することもできます。\\ | ||
| + | 作成時は\\ | ||
| + | * instanceID | ||
| + | * Nickname | ||
| + | * Version | ||
| + | * Root User | ||
| + | * Root Password | ||
| + | * Network Access | ||
| + | * Adminer | ||
| + | を設定します。\\ | ||
| + | Versionは現時点でNUC、ラズパイ共に一つしか選べない状態です。\\ | ||
| + | Adminerは後述するDB内を管理するツールとなりますので、基本的に利用する設定にしておきましょう。\\ | ||
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| + | なお、Advancedではより高度な設定が可能ですが、原則このまま利用します。\\ | ||
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| + | OpenDashboardを開くと、Adminerのログイン画面がでてきます。設定したRoot User / Root Passwordでログインします。\\ | ||
| + | もしログインできない場合はサーバー欄のmDNS名からIPに変えてアクセスしてみましょう。\\ | ||
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| + | Adminerに入ればあとは普通のMySQLと同じ構成ですので、データベースを作成し、その中にテーブルを作ってデータを入れるなどして利用できます。 | ||
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| ===== Metabase ===== | ===== Metabase ===== | ||
| + | Metabaseも同様インスタンスで管理ができます。利用シーンは[[tutorial_5|第5章 Metabaseの利用【中級編】]]でも記載しているため割愛します。\\ | ||
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| ===== Email Client ===== | ===== Email Client ===== | ||
| + | AWS SESを利用したEmail配信が可能です。こちらは別途SDKチュートリアルとして利用方法を記載します。\\ | ||
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| ===== Web Proxy Rules ===== | ===== Web Proxy Rules ===== | ||
| + | SCORER Edgeとカメラは現地にあり、VPN/ | ||
| + | 例えば監視カメラのパンチルト方向を変えたい、解像度を変えたいなどはよくある操作です。\\ | ||
| + | それ以外にも何かの理由でVPN接続ができなくなった同じローカルネットワークに属する別端末にアクセスすることなど想定されます。\\ | ||
| + | 設定としては\\ | ||
| + | * RuleID | ||
| + | * Nickname | ||
| + | * Target URL | ||
| + | * Type | ||
| + | * Description | ||
| + | となっており、TargetURLがそのローカルネットワーク内でのIPとポートを入れることで、SCORER Edgeの下位パスとしてアクセスができるようになります。\\ | ||
| + | TypeではDirectのほかに特殊な設定が必要なHikvisionとSCORER Edgeが現状選べる状態です。\\ | ||
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| ===== Portainer ===== | ===== Portainer ===== | ||
| + | SCORER Edgeでは100に近いDockerが様々連携しあって成り立っている仕組みとなっています。 | ||
| + | そのため一部のDockerが利用できなくなっているなどは障害につながりますので、各Dockerのステータスを一元的に管理できるportainerを採用し、利用できるようにしています。\\ | ||
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